天気予報でよく耳にする「不快指数」とは何かご存知ですか?
この記事では、不快指数の定義や計算方法、そして不快指数と体感温度の関係について詳しく解説します。
不快指数を理解することで、夏の蒸し暑さをより効果的に対策する方法を学びましょう。
不快指数とは
不快指数とは、気温と湿度を基にして計算される指数で、夏の蒸し暑さの度合いを数量的に表したものです。
この指数は、1957年にアメリカの気象学者Earl Crabill Thomによって発表されました。
不快指数が高いほど、人々は蒸し暑さを強く感じます。
不快指数の求め方
不快指数は以下の計算式で求められます
不快指数=0.81×気温+0.01×湿度×(0.99×気温−14.3)+46.3
例えば、気温が30℃、湿度が60%の場合、不快指数は次のように計算されます
0.81×30+0.01×60×(0.99×30−14.3)+46.3=79.84
不快指数と体感の関係
不快指数と体感温度の関係は以下の表の通りです。
不快指数 | 体感温度 |
---|---|
〜55 | 寒い |
55〜60 | 肌寒い |
60〜65 | 何も感じない |
65〜70 | 快適 |
70〜75 | やや暑い |
75〜80 | 暑い |
80〜85 | 非常に暑い |
85〜 | 暑くてたまらない |
まとめ
不快指数は、気温と湿度を基にして計算される夏の蒸し暑さを表す指数です。
この指数を理解することで、効果的な暑さ対策が可能になります。
特に日本の夏は高温多湿であるため、不快指数を意識して過ごすことが重要です。
この記事を参考にして、快適な夏を過ごしましょう。