よくネットで検索されることわざ100個とその意味をわかりやすくまとめました。
日常生活や学びに役立つよう、シンプルな説明でご紹介します。
知恵や学びに関することわざ
石の上にも三年
- 辛抱強く続ければ、結果が出る。
猿も木から落ちる
- どんなに得意な人でも失敗することがある。
習うより慣れよ
- 学ぶよりも実際に経験した方が上達する。
二兎を追う者は一兎をも得ず
- 欲張るとどちらも失敗する。
三人寄れば文殊の知恵
- 普通の人でも集まれば良い知恵が出る。
聞いて極楽、見て地獄
- 話だけでは良さそうでも、実際は違うことがある。
終わり良ければすべて良し
- 最後が良ければ、途中の苦労も報われる。
学問に王道なし
- 努力しないと知識は身につかない。
頭隠して尻隠さず
- 一部を隠しても、全部は隠せない。
失敗は成功のもと
- 失敗から学ぶことで成功できる。
時間やチャンスに関することわざ
時は金なり
- 時間はお金と同じくらい貴重だ。
急がば回れ
- 急ぐと失敗しやすいので、慎重に進む方が結局早い。
思い立ったが吉日
- 何かを始めるなら、思い立ったときが最良のタイミング。
後悔先に立たず
- 過ぎたことを悔やんでも意味がない。
明日は明日の風が吹く
- 明日のことを心配しても仕方がない。
早起きは三文の徳
- 早起きすると良いことがある。
縁の下の力持ち
- 目立たないところで努力する人。
今がその時
- チャンスを逃さないように行動すべき。
千里の道も一歩から
- 大きな目標も小さな行動から始まる。
機会は二度と来ない
- チャンスを逃すと、次はないかもしれない。
人間関係に関することわざ
人を見たら泥棒と思え
- 他人を簡単に信用しない方がいい。
情けは人のためならず
- 他人に優しくすると、自分にも良いことが返ってくる。
親しき仲にも礼儀あり
- 仲が良くても礼儀は大切。
人は見かけによらぬもの
- 外見だけで人を判断してはいけない。
泣きっ面に蜂
- 不運が重なること。
釈迦に説法
- 知識がある人に基本的なことを教える無意味さ。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
- 嫌いな人のすべてが嫌に感じる。
以心伝心
- 言葉がなくても気持ちが伝わること。
馬の耳に念仏
- 何を言っても相手に伝わらない。
朱に交われば赤くなる
- 周りの環境や人に影響されやすい。
仕事や努力に関することわざ
雨垂れ石を穿つ
- 小さな努力でも続ければ大きな成果になる。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 危険を冒さなければ大きな成果は得られない。
七転び八起き
- 何度失敗してもあきらめずに立ち上がること。
働かざる者食うべからず
- 働かない人は生活する資格がない。
継続は力なり
- 続けることで実力が身につく。
初心忘るべからず
- 初めの気持ちを忘れないことが大切。
宝の持ち腐れ
- 才能や能力を活かさないのはもったいない。
馬を水辺に連れて行けても水を飲ませることはできない
- 強制しても本人がやる気にならなければ意味がない。
筆の誤り
- 優れた人でも時々ミスをすること。
有終の美を飾る
- 最後まで良い結果を残すことが大切。
成功と失敗に関することわざ
虎の威を借る狐
- 他人の権力を頼って威張る人のこと。
蓼食う虫も好き好き
- 人の好みはそれぞれである。
月とすっぽん
- 物事の違いが大きいことのたとえ。
捕らぬ狸の皮算用
- 実現していないことを前提に計画することの危険性。
一寸先は闇
- 将来のことは予測できない。
転ばぬ先の杖
- 失敗しないように事前に準備することが大切。
失せ物、出る時は思わぬところ
- 無くした物は意外な場所から出てくる。
頭の上の蝿を追え
- 他人のことより自分の問題に集中しなさい。
風が吹けば桶屋が儲かる
- 一見無関係なことが巡り巡って意外な結果を生む。
棚からぼた餅
- 思いがけない幸運が舞い込むこと。
自然や動物に関することわざ
猫に小判
- 貴重なものでも、価値が分からない人には無意味。
犬も歩けば棒に当たる
- 行動すれば何かしらのことが起こる。
馬の骨
- 正体が分からない人。
猿に木登り
- その道の専門家に基本を教える無意味さ。
鳥なき里の蝙蝠
- 優れた人がいないところで目立つつまらない人。
柳の下にいつもどじょうはおらぬ
- 同じ方法で成功するとは限らない。
魚心あれば水心
- 相手の態度次第でこちらの対応も変わる。
蛙の子は蛙
- 子どもは親に似る。
鷹は飢えても穂を摘まず
- 誇りを持つ人はどんなときでも卑しい行動をしない。
狐につままれる
- 理解できない出来事に驚く様子。
金銭や財産に関することわざ
金の切れ目が縁の切れ目
- お金がなくなると人間関係も終わることがある。
身から出た錆
- 自分の行いが原因で苦しむこと。
金は天下の回りもの
- お金は人々の間を巡るもので一箇所に留まらない。
二階から目薬
- やり方が遠回りで効果がない。
安物買いの銭失い
- 安さだけを求めると結局損をする。
貧乏暇なし
- お金がない人は忙しくて休む暇がない。
金持ち喧嘩せず
- お金がある人は心に余裕があり争わない。
銭を追うものは銭に泣く
- お金を追い求めすぎると不幸になることがある。
金の草鞋で探す
- 必死に探し回ること。
金に糸目をつけない
- お金を惜しみなく使うこと。
教訓や戒めに関することわざ
口は災いの元
- 不用意な発言がトラブルを招くことがある。
覆水盆に返らず
- 一度失ったものは元に戻らない。
蛇の道は蛇
- 同じ分野の人は互いに事情が分かる。
木を見て森を見ず
- 細部ばかりに気を取られて全体を見失うこと。
盗人にも三分の理
- 悪いことをする人にもそれなりの言い分がある。
人の振り見て我が振り直せ
- 他人の行動を反面教師として自分を見直すこと。
帯に短し襷に長し
- どちらにも中途半端で役に立たない。
餅は餅屋
- 物事は専門家に任せた方が良い。
能ある鷹は爪を隠す
- 実力のある人はそれをひけらかさない。
立つ鳥跡を濁さず
- 立ち去るときは後始末をきちんとする。
人間関係や知恵に関することわざ
縁は異なもの味なもの
- 人との縁は不思議で興味深いものである。
灯台下暗し
- 身近なところほど気づきにくい。
柳に風
- 逆らわずにやり過ごすことでトラブルを避ける。
隣の芝生は青い
- 他人のものは自分のものより良く見える。
笑う門には福来たる
- 笑顔が多い家庭には幸運が訪れる。
馬脚を露す
- 隠していた本性や欠点が明らかになる。
魚心あれば水心
- 相手が好意を示せばこちらも応えるようになる。
毒を以て毒を制す
- 悪いものを別の悪いもので制する。
急いては事を仕損じる
- 焦ると失敗しやすい。
情けは人のためならず
- 他人に親切にすることは回り回って自分のためになる。
知識と経験に関することわざ
井の中の蛙大海を知らず
- 狭い世界に閉じこもって大きな視野を持たない。
船頭多くして船山に登る
- 指示を出す人が多すぎると物事がうまく進まない。
藪をつついて蛇を出す
- 余計なことをして災いを招く。
能ある鷹は爪を隠す
- 実力のある人はその力をひけらかさない。
飼い犬に手を噛まれる
- 信頼していた人に裏切られる。
餅は餅屋
- その道の専門家に任せるべき。
借りてきた猫
- 普段とは違いおとなしい様子。
火のないところに煙は立たぬ
- 噂には必ず何らかの理由がある。
立て板に水
- 話が非常にスムーズで流れるように進むこと。
笑う門には福来たる
- 明るく笑顔でいると自然と良いことが起こる。