シーベルトとベクレルの基礎知識:放射線と健康への影響をわかりやすく解説

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放射線の単位であるシーベルトとベクレルについて解説します。
また、放射線量(ミリシーベルト)と健康への影響を段階ごとにまとめた表も掲載しています。
放射線の基礎知識を学びたい方はぜひご覧ください。

シーベルト(Sv)とは?

シーベルト(Sv)は、放射線が人体に与える影響の大きさを表す単位です。
放射線は目に見えないエネルギーで、私たちの体に影響を与えることがあります。
シーベルトは、その影響の度合いを数値で表したものです。例えば、1シーベルト(Sv)は1000ミリシーベルト(mSv)に相当します。
シーベルトは、放射線の種類やその強さ、そしてどの部分に当たるかによって異なる影響を考慮して計算されます。

ベクレル(Bq)とは?

ベクレルは、放射性物質がどれだけ放射線を出すかを表す単位です。
1秒間に1つの原子が崩壊して放射線を出すとき、それを1ベクレルと言います。ベクレルが多いほど、放射性物質がたくさんの放射線を出していることを意味します。

放射線量と健康への影響

放射線量(ミリシーベルト)健康への影響
0.05 mSv胸部X線検査1回分
0.19 mSv東京-ニューヨーク間の飛行機往復
1 mSv一般市民の年間被ばく限度(自然放射線・医療被ばくを除く)
2 mSv胃のX線検査1回分
6.9 mSv胸部CTスキャン1回分
10 mSvブラジルのガラパリで年間に受ける自然放射線量
50 mSv放射線業務従事者の年間被ばく上限
200 mSv臨床的な急性症状が見られない上限
500 mSvリンパ球の減少が見られ始める
1,000 mSv(1 Sv)吐き気などの症状が出始める
2,000 mSv(2 Sv)約5%の人が死に至る被ばく量
3,000-4,000 mSv(3-45 Sv)約50%の人が死に至る被ばく量
5,000 mSv(5 Sv)永久不妊になる線量
6,000-7,000 mSv(6-7 Sv)99%が死亡する致死量

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